エンディングノート「私の人生史」初めに

あなたのメッセージを

日頃から多くの方々に接し、2~3感じることがあります。ひとつは、仏教相談センターに寄せられるたくさんの相談から気づくことですが、「自分が生きている」という考えの方々が多いことです。

すべてが自己中心的になって、思い通りにL 、かない自分にいらだちと焦!Jを,感じておられるのであります。

たとえば、車を動かすことを例にとれば、キーをひねればエンジンが動き、反対にひねれば停止する。

これが動かすことであって、我々の心臓は、寝ていても起きていても自分の意志に関係なく勝手に動いているのです。

そしていずれは「止まるな!Jと思っても止まる「死」がやってくるのです。

ということは、人間は生きて生きているのではなく「生かされている」存在であると言えるでしょう。

この命は、有限であり「父母の恩」はじめ、たくさんの方々の「恩によって、いずれ必ずやってくる「死」という寸前まで、生かされて生き抜いていくのです。

また、もうひとつは、死を見つめることで生が輝いてくることです。

現在、私は読売・日本テレビ文化センターなどカルチャーセンターで、「つちぼとけ教室」とともに「私の骨壷つくり教室」の指導をしています。

最期の衣装である骨壷を自らデザインする。

それは、死を避けることではなく、死を見つめることであり、同時に生が輝いてくることにつながるのではないでしょうか。

自分はどこから来て、どこに行くのだろうか?

私は思います。

大木には、しっかりとした根が張っているように、自分の根本(ルーツ)を探し、整理してみることをご提案したいのです。何度書き直したっていいのです。

自らが歩んできた道を振り返り、自分を知り、己を見つめる。

そしてそのメッセージを子孫、に伝えていく。

過去、現在、未来へと、あなたのルーツ、あなたの存在を伝えることは生ある時にしなければならないとても大切な仕事だと考えております。

その一環として本書を活用していただければ幸甚です。

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おすすめは、毎年正月に印刷されて、付け足すことです。

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